ハロンの入り江

日常とかネットの話を書いています

病んだからお休み中のあれこれ・2

続いてます。

 

【ならば良かろう、現実逃避だ・それでも追いかけられることもある】

現実に対しての認知が歪んでいるので、過去のこと考えても現実のこと考えても辛い。おまけに夢には学生時代の辛い部活動経験が何回も何回も再現されるし(もう何年も経っているというのに)、もうやってられないなあと思ったので、とりあえずたくさんアニメを見てPS vitaをやり浴びるようにライトノベルを読んで、アニメ映画に走り、pixivで萌えを探す探す探す探す。まあ休暇だってなった瞬間「よっしゃーーーーーーー死ぬほどゲームやるぞおおおおおお」ってなったんですけど(実際には不健康かつ意欲がなくなりすぎてゲームもまともにできないんですけれどね)

症状が酷い、というか今でもフィクションの中で人が追い詰められると見れないです。「東京グール」で主人公が追い詰められるのが見れなくて途中で切りました(もったいないことした)。「SAO2」のシノンのトラウマ再現シーンは飛ばしました。「マグダラで眠れ・4」でクースラ他仲間達がバラバラになっちゃう?ってシーンではページを手繰る手が震えた。「エマ」でオーレリアが社交界に馴染もうとして不適応を起こす姿に大泣きして頭痛がした。未だに、こんな状態が続いてて、とても辛いです。でも、作品に罪はないし、ずっとこのままでいてたまるかって思う。元々ADVゲームが好きなのですが、ADVゲームの名作には大体鬱な要素はいってるし、それが楽しめないなんて仕事に復帰できないことより悲惨なんですよ。この価値観がすでに歪んでるってわかるけれど、幸せと思うことが減るなんて生きてる意味ないじゃない。

色々と悔しいし惨めで悲しい思いもしたけれど、これは自分にとって大問題なのです。とりあえず進撃の巨人が昨年で良かったなと思う、今年だったら見れてなかったので、そんなことにほっとしてしまいますね。

 

【自分も他人もいない世界こそが安息の場所(今の所)】

借金してるとか明日から収入が途絶えるとかじゃないんですけど、現実のこと考えるとイマイチ楽しくない。意識して楽しいことしようとしているしその時は楽しいんですけど、野菜切ってる時とか、人の声が耳に入ったりとか、お風呂入ってる時とか、無意識に気分が落ち込むことがあって心底嫌になる。

でも、アニメ見てる時や本読んでる時にはそういう自分から離れることが出来て、すごく楽なんですよねーあれは何なのかしら。元々、物語に入り込みつつ突っ込むタイプだったんですけど、今は突っ込む余裕もないくらい物語に沈んで、現実に戻ってきて「はっ、ここはどこだ」ってなるくらい。こんなに入り込んで大丈夫かな?って少々心配ですが、別に誰にも迷惑かけてないし、これが欲しかった「心の休養」なのかな?って思って沈んでます。現実に居ると結局「自分」と「他人」のことで頭が支配されてそれで気疲れするから、そこから逃げることが大事なのかと先月わかりました。それまで「外に出て元気出していればそのうち元気になるでしょう!」ってしてたら全然良くならなかったししっかり夏バテしてしまったので、逆のことしてたなあ、うわあ……みたいな。確かにお外に出て元気な声出してれば「ハロンさん元気そうで良かった」って思われるよね。苦笑。

というわけでとりあえず、しばらく(精神的に)寝る!

 

【ささいなことでも、自己満足だ】

「周囲に向けて元気な振る舞いをする」が駄目だと気づいたあとはとにかく自己満足に注力しました。好きなおかずやお菓子を我慢せず食べるとか(胃腸がちっさくなってしまい以前より食べられなくて寂しい)、好きなブランドの服を着て出かけるとか、パックをしてせめて肌だけは美しく保つ、とか、好きな音楽をひたすら探しに行く、とか、運動不足だけどとりあえず走ってみる、とか(見事腰痛になった)、腰痛解消のために腹筋する、とか。周囲から見たらすごく意味のない、どんなちっさくてみみっちいことでも、ちっさくてみみっちいことだからこそそれらを実行しています。

人間関係で病んでおいてなんですが、私は結構初対面の方をお話するのが得意だったりするのです。それが、自分が興味ある方だと、かなり会話を進行出来たりするのです(逆に学校や会社やサークルなんつう閉鎖的な人間関係が苦手)。その力を使って今までずっと気になっていたブロガーさんとも会えたし(ありがとうございます!)、「それでも世界は美しい」で主人公役・ニケを演じた前田玲奈さんのプロダクションイベントで前田さんご本人ともお会いしました(当時、精神どん底で前田さんの前で異常なほど号泣してしまい、その節は本当に申し訳ないと思っております……。前田さんの歌が素晴らしすぎるのです)

あと兼ねてからやってみたかった婚活パーティなるものに参加しました。これは単純に働き始めたら面倒すぎておそらくやらないでしょってことでやってみたんですが、これはすごく大変ですね。元気な方でも相当きついと思う。しつこいようですが、私は初対面の方とその場でだけ話を盛り上げるのが得意なんですが、帰ってきた時頭痛や吐き気、幸いにもカップリングしたら(男女の希望が一致した時)自律神経が狂って生理現象がコントロールできなくなるくらい疲れました。それにより、精神が緊張した後は夜中に目が覚めて、次の日寝ていなければならないほどになるとも学習できました。

多分これらも通常から見れば「自ら緊張の場に出てバカなの?」って思われることなんですけど(事実、言われました)初めての精神疾患でかなり不安なのです。だから緊張した時に、今、どうなるかを実験しておかなければ、周囲から「元気そうだね」なんて言われても、私は私を信じることが出来ません。一番辛いのは、本当はそれかもしれない。人間関係が苦手なのに大したもめごともせずに(というかもめごとが起きる前に姿を消していた)、大きな病気もせずに生きてきたので、いきなり頭の中を病気に支配されて体重持って行かれて、「自分の限界」がどこまで行ってるかがわからないんですよね。

カウンセラーには「本当に元気がないの?」とか「本当にわからないの?」とか言われてそれにも苛々したので、おそらくまだまだ途上なのだと思います。その点を理解させてくださったという点においてはカウンセラーには感謝しています^^

 

【オチがない】

オチ考えてなかった。

あ、休暇に入って良かったと思うのは、世間から見た自分の認知の歪みの理解とか、鈍感なほうがいいとか理不尽はこれからも続くとか言われて、言われたところで急に認識が変わったら誰も鬱になんかならないですよね!ってわかったことですかね。しかもそれを複数回言われると「あ、もう言うことないんだな。これ以上話させるのは酷だ。だったらもういいや」といい意味でも悪い意味でも相手に期待がなくなるのがいいかな、と。何様かと思われそうですけれど、それらを諦めるためのプロセスだったのかー。となんか高い授業料が。ああ疲れてきた。

ええと、インターネットではたくさんの「生きづらさ」が見えて、本当に安心するし、涙も出そうになる。きっと「理不尽に耐えられる鈍感さ」のある人が日の当たる場所で元気よく過ごしていけるのかなとも思う。でもどんな人にも弱点はあるし、今沈んでしまっている人に日が当たらないとも思えないし思いたくない。この世は理不尽だし不幸は突然来るし、知らない間に病んでたりもするけれど、冷静さを少し取り戻せたらささいなことでいいから自分を満足させる方法を探せたらいいと思う。日本は法治国家で、法律や同調圧力、協調性が重んじられているけれど、心に法律はないし誰にも縛れないと私は思います。人を殺したら裁かれるけれど、だったら人の心を殺してどうして裁かれないのって、思います。

心が死んだら、生き地獄が待っていることを、もっと多くの人が知ればいいと思うよ!こんな精神疾患の一端の先っちょでも、今でも辛い時は辛い!気分の上がり下がりは誰にでもあるけれど、だからって私の受けた精神的苦痛や周囲の無理解さに腹が立たなかったなんて嘘はつかない!

ああ息が切れてきた。やっぱりまだ吐きそうになりますね。いつまで続くんだろう。

 

【ということで、提督に戻ります。プロデューサーにも万屋にもなるよ】

まあそんなこんなで休暇を利用し、見事、提督に着任しておりまーす。母港には私の可愛い艦娘達が待っていますので、そろそろ失礼させて頂きますね。これも恥ずかしくて(病んでると思われそうで)言えないんですけれど、一番酷い時に辛い現実を考えなくて済んだのは、艦隊これくしょんに夢中になれたおかげです。現実のことで涙が流せなくても、アメフラシの歌で、銀魂完結編のさっちゃんの涙で、アイマス映画の最後のライブで、鎮守府の朝で涙が出て嗚咽が止まらなくなる。二次元がいるからやっと涙が流れることに自分でも不安を禁じ得ないのですが(笑)それが一番のデトックスということで、気が狂うまで二次元に浸かります。体が資本なのでこの記事もバランスボール乗りながら書いていますしね。バランスボールめっちゃ得意になりました鼻高々。

 

あーーーーーーーー疲れた!でも書きたいこと書いた!追体験、辛いですね。でもまだ辛いってことも試さないとわからないのです!なのです!

お粗末様でした。ばたんきゅう。